本報告書は、当財団が1992年より実施している「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」の2024年の調査結果をまとめたものです。本年度も、より多くの方々へ環境問題の有識者による地球環境に関する現状認識をお伝えしたいと存じます。
2024年の環境アンケートの回答期間は、例年通り4月、5月でした。2023年5月には、WHOが2020年に始まった新型コロナウィルス感染症( COVID-19)の緊急事態宣言の終了を発表し、それから一年が経過したこともあり、多くの人がパンデミック前の日常を取り戻し始めました。しかし、2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は依然として続いており、さらに2023年10月からはイスラエルとハマスとの戦闘も続いています。このような世界情勢の中でのアンケート調査で、昨年より288件多い2,093件(2023年は1,805件)もの回答をいただきました。大変お忙しい中、アンケートにご回答くださった世界中の多くの方にお礼を申し上げるとともに、今年も御報告が出来ることを嬉しく思います。
今年は環境危機時計®の時刻が昨年より4分戻り、9時27分になりました。2018年と2020年に9時47分で時刻が最も進んだ後、2021年から4年連続で針が戻っています。地域別にみると、西欧を除いたすべての地域で針が戻りました。年代別にみると60代以上では昨年より進んだ時刻を回答し、それ以外の世代では戻った時刻を回答しました。世界的には環境問題が良い方向に変わりつつあるという認識を持っている人が多いようです。
また、昨年は、「生活者の環境危機意識調査」として一般の生活者を対象に日本を含む世界25か国で調査を実施しましたが、この調査を、本年は日本国内のみで行いました。結果は弊財団のウェブサイトで公開いたしますので、世界の環境問題に関する有識者を対象とした本調査結果とあわせてご覧ください。
多くの方からの回答とともに、有意義なご意見やコメントも多数頂きました。
今年も、各国の回答者のコメントは弊財団のウェブサイトに掲載いたします。
環境問題に関する有識者の生の声をぜひご覧ください。
われわれは、本環境アンケートを通じて環境問題に関わる人のみならず、より多くの方々に環境への関心を持って頂くことにより、地球環境問題の解決に微力ながら貢献することを切に願っております。今後とも皆様方からの貴重なご助言・ご指導を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。
2024年の環境アンケートの回答期間は、例年通り4月、5月でした。2023年5月には、WHOが2020年に始まった新型コロナウィルス感染症( COVID-19)の緊急事態宣言の終了を発表し、それから一年が経過したこともあり、多くの人がパンデミック前の日常を取り戻し始めました。しかし、2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は依然として続いており、さらに2023年10月からはイスラエルとハマスとの戦闘も続いています。このような世界情勢の中でのアンケート調査で、昨年より288件多い2,093件(2023年は1,805件)もの回答をいただきました。大変お忙しい中、アンケートにご回答くださった世界中の多くの方にお礼を申し上げるとともに、今年も御報告が出来ることを嬉しく思います。
今年は環境危機時計®の時刻が昨年より4分戻り、9時27分になりました。2018年と2020年に9時47分で時刻が最も進んだ後、2021年から4年連続で針が戻っています。地域別にみると、西欧を除いたすべての地域で針が戻りました。年代別にみると60代以上では昨年より進んだ時刻を回答し、それ以外の世代では戻った時刻を回答しました。世界的には環境問題が良い方向に変わりつつあるという認識を持っている人が多いようです。
また、昨年は、「生活者の環境危機意識調査」として一般の生活者を対象に日本を含む世界25か国で調査を実施しましたが、この調査を、本年は日本国内のみで行いました。結果は弊財団のウェブサイトで公開いたしますので、世界の環境問題に関する有識者を対象とした本調査結果とあわせてご覧ください。
多くの方からの回答とともに、有意義なご意見やコメントも多数頂きました。
今年も、各国の回答者のコメントは弊財団のウェブサイトに掲載いたします。
環境問題に関する有識者の生の声をぜひご覧ください。
われわれは、本環境アンケートを通じて環境問題に関わる人のみならず、より多くの方々に環境への関心を持って頂くことにより、地球環境問題の解決に微力ながら貢献することを切に願っております。今後とも皆様方からの貴重なご助言・ご指導を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。
2024年9月
公益財団法人 旭硝子財団
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