本報告書は、当財団が1992年より実施している「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」の2020年度の調査結果をまとめたものです。本年度もより多くの方々へ環境問題の有識者による地球環境に関する現状認識をお伝えしたいと存じます。
2020年の環境アンケートの回答期間の4月、5月は新型コロナウィルス感染症 (Covid-19)が世界的に感染拡大し始めた時期に重なり、回答数が大幅に減少するのではないかと懸念されました。実際、職場が閉鎖されているとか、感染して入院していたため回答が遅 れたというコメントもありました。郵便事情も悪化し多くの郵便物が配達不可で戻ってきました。そうした中で、最終的には1,813人からの回答が得られ(2019年は2,072件)、昨年と比べて10%強の減少で済んだことは、大変ありがたいことと思っております。 大変な時期に、世界のほとんどの地域の人々が参加した環境アンケート調査結果を今年も御報告が出来ることに改めてお礼を申し上げます。
今年は環境危機時計®の時刻(環境危機時刻)が9時47分になりました。2018年に9時47 分で時刻が最も進み、2019 年は9 時46 分になり、今年は過去2 年と同レベルの時刻になっており、3年連続で高い危機意識を示す結果となりました。一方、2019年から設けた改善の兆しに関する質問では、改善の兆しがある項目として「気候変動」が最も多く選ばれ、一般の人々の意識が改善されていると回答した割合が昨年より増加しました。
たくさんの回答を頂くとともに、回答者の半数以上の方から有意義なご意見やコメントを頂きました。
「アンケート自由記述検索」から閲覧できますので、環境有識者の生の声をぜひご参照ください。
われわれは、本環境アンケートを通じて環境問題に関わる人のみならず、より多くの方々に環境への関心を持って頂くことにより、地球環境問題の解決に微力ながら貢献することを切に願っております。
ご回答頂いた方々へ今一度心からお礼を申し上げます。また、今後も皆様方からの貴重なご助言・ご指導を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。
2020年の環境アンケートの回答期間の4月、5月は新型コロナウィルス感染症 (Covid-19)が世界的に感染拡大し始めた時期に重なり、回答数が大幅に減少するのではないかと懸念されました。実際、職場が閉鎖されているとか、感染して入院していたため回答が遅 れたというコメントもありました。郵便事情も悪化し多くの郵便物が配達不可で戻ってきました。そうした中で、最終的には1,813人からの回答が得られ(2019年は2,072件)、昨年と比べて10%強の減少で済んだことは、大変ありがたいことと思っております。 大変な時期に、世界のほとんどの地域の人々が参加した環境アンケート調査結果を今年も御報告が出来ることに改めてお礼を申し上げます。
今年は環境危機時計®の時刻(環境危機時刻)が9時47分になりました。2018年に9時47 分で時刻が最も進み、2019 年は9 時46 分になり、今年は過去2 年と同レベルの時刻になっており、3年連続で高い危機意識を示す結果となりました。一方、2019年から設けた改善の兆しに関する質問では、改善の兆しがある項目として「気候変動」が最も多く選ばれ、一般の人々の意識が改善されていると回答した割合が昨年より増加しました。
たくさんの回答を頂くとともに、回答者の半数以上の方から有意義なご意見やコメントを頂きました。
「アンケート自由記述検索」から閲覧できますので、環境有識者の生の声をぜひご参照ください。
われわれは、本環境アンケートを通じて環境問題に関わる人のみならず、より多くの方々に環境への関心を持って頂くことにより、地球環境問題の解決に微力ながら貢献することを切に願っております。
ご回答頂いた方々へ今一度心からお礼を申し上げます。また、今後も皆様方からの貴重なご助言・ご指導を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。
2020 年9 月
公益財団法人 旭硝子財団
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