本報告書は、当財団が1992年より実施している「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」の2021年の調査結果をまとめたものです。本年度もより多くの方々へ環境問題の有識者による地球環境に関する現状認識をお伝えしたいと存じます。
2021年の環境アンケートの回答期間の4月、5月は、昨年からの新型コロナウィルス感染症 (COVID-19)が世界的に感染拡大している状態でした。郵便事情も悪化し多くの郵便物が配達不可で戻ってきました。そうした中で、学術誌やウェブサイト情報を元にアンケート回答者数の拡大を図ったこともあり、最終的には1,893人からの回答が得られ(2020年は1,813 件)、昨年と比べて4%強の増加となりました。まだまだ大変な時期に、世界のほとんどの地域の人々がアンケートに参加してくださったことにお礼を申し上げるとともに、今年も御報告できることを嬉しく思います。
今年は環境危機時計®の時刻(環境危機時刻)が9時42分になりました。2018年に9時47分で時刻が最も進み、2019年に9時46分、2020年に9時47分と3年連続で高い危機意識を示す結果となっていましたが、2021年には5分針が戻りました。5分以上針が戻ったのは、近年では2012年(9時23分)から2013年(9時19分)に4分戻って以来、8年ぶりのことです。
2019年から設けた改善の兆しに関する質問では、改善の兆しがある項目として3年連続で「気候変動」が最も多く選ばれ、一般の人々の意識が改善されていると回答した割合も2年連続で増加し、人々の気候変動への意識が高まってきていることがうかがわれます。更に今年は、SDGsに関する質問も追加し、人類共通の問題への意識を調査しましたのでご覧ください。
多くの方からの回答とともに、有意義なご意見やコメントも多数頂きました。
今年も、各国の回答者のコメントは「アンケート自由記述検索」から閲覧できますので、環境問題に関する有識者の生の声をぜひご覧ください。
われわれは、本環境アンケートを通じて環境問題に関わる人のみならず、より多くの方々に環境への関心を持って頂くことにより、地球環境問題の解決に微力ながら貢献することを切に願っております。
ご回答頂いた方々へ今一度心からお礼を申し上げます。また、今後も皆様方からの貴重なご助言・ご指導を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。
2021年の環境アンケートの回答期間の4月、5月は、昨年からの新型コロナウィルス感染症 (COVID-19)が世界的に感染拡大している状態でした。郵便事情も悪化し多くの郵便物が配達不可で戻ってきました。そうした中で、学術誌やウェブサイト情報を元にアンケート回答者数の拡大を図ったこともあり、最終的には1,893人からの回答が得られ(2020年は1,813 件)、昨年と比べて4%強の増加となりました。まだまだ大変な時期に、世界のほとんどの地域の人々がアンケートに参加してくださったことにお礼を申し上げるとともに、今年も御報告できることを嬉しく思います。
今年は環境危機時計®の時刻(環境危機時刻)が9時42分になりました。2018年に9時47分で時刻が最も進み、2019年に9時46分、2020年に9時47分と3年連続で高い危機意識を示す結果となっていましたが、2021年には5分針が戻りました。5分以上針が戻ったのは、近年では2012年(9時23分)から2013年(9時19分)に4分戻って以来、8年ぶりのことです。
2019年から設けた改善の兆しに関する質問では、改善の兆しがある項目として3年連続で「気候変動」が最も多く選ばれ、一般の人々の意識が改善されていると回答した割合も2年連続で増加し、人々の気候変動への意識が高まってきていることがうかがわれます。更に今年は、SDGsに関する質問も追加し、人類共通の問題への意識を調査しましたのでご覧ください。
多くの方からの回答とともに、有意義なご意見やコメントも多数頂きました。
今年も、各国の回答者のコメントは「アンケート自由記述検索」から閲覧できますので、環境問題に関する有識者の生の声をぜひご覧ください。
われわれは、本環境アンケートを通じて環境問題に関わる人のみならず、より多くの方々に環境への関心を持って頂くことにより、地球環境問題の解決に微力ながら貢献することを切に願っております。
ご回答頂いた方々へ今一度心からお礼を申し上げます。また、今後も皆様方からの貴重なご助言・ご指導を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。
2021年9月
公益財団法人 旭硝子財団
公益財団法人 旭硝子財団